ちょうどいい生き方

ドキュメンタリーパンクバンドのGt/Voによるドキュメンタリー

補聴器生活

補聴器の相談に行き、

お試しの無料貸出などを経て、

ついに補聴器を購入した。

片耳だけでそこそこのギターが買える値段。

両耳分なので、なかなか奮発した。

 

私の場合、

低音域はほぼ人並みに聴こえ、

中音域はやや劣り気味、

高音域は極めて弱い、

というような聴力なので、

中高域を上げる調整がなされた。

 

今までうっすら聴こえてた高音域がすごく近くで聴こえる感覚となり、

なかなか新鮮な気持ちである。

 

たとえばキッチンタイマーなんかは、

今まで近くにいても遠くで鳴ってるような感じだったが、

補聴器を付けてみると、逆に遠くにいても近くに感じるくらい聴こえがよくなった。

聴こえすぎて逆にどこで鳴っているかわからなくなるほどだ。

 

音域調整のいわゆるイコライザー機能だけでなく、

リミッター機能も搭載されているようで、

先日、カラオケに行った際、

いつもの感覚でボリュームを大きめにしたのだが、

補聴器を付けていると、今一つ大きさが感じられず、

補聴器を外してみたら、いつものボリュームで聴こえたので、

耳を痛めないよう、上手い具合に設計されているのがわかった。

 

人との会話についてもだいぶ聴力が改善され、

聞き返したりすることが少なくなった。

今まで聴き取ろうと気を張っていたものが、

特に気を張らずとも聴こえてくるので、

会話におけるストレスが軽減されたように思う。

 

今まで聴こえなかった音も聴こえるようになったので、

補聴器生活をほどよく楽しんでいる。