ちょうどいい生き方

ドキュメンタリーパンクバンドのGt/Voによるドキュメンタリー

汗をかく

仕事=汗水垂らす、という観念が根付いているのか、

デスクワークはあんまり仕事をしてる感じがしない。

 

たまに機器の搬入作業などで汗をかいた日は

仕事をしたという達成感が湧く。

 

デスクワークで頭を悩みに悩ませて問題を解決できたとしても、

汗をかいた日に比べると、達成感はなかったりする。

 

最近は仕事が穏やかで、仕事自体にあまり達成感はないが、

帰り道、健康のために数駅分の距離を歩いて汗をかくので、

それによって家に着く頃には謎の達成感に包まれる。

 

人間の歴史としては、体を動かす仕事のほうが長いから、

そうなるのは当然なのだろうか。

断酒

諸事情あり、しばらくの間、断酒をしている。

 

とはいっても酒への念をいきなり断つことはできないので、

ノンアルコール製品いろいろ試しながらゆるやかに断酒をしている。

 

翌日寝起きが辛いこともないし、

酒で摂取していたカロリーも抑えられているので

割と健康的な日々を送れているとは思う。

 

断酒と並行して帰り道の二駅分ウォーキングや軽めの筋トレを実施してるのだが、

心なしかお腹周りもすっきりしてきた気がする。

あくまで気がするだけだが。

 

良い効果がある一方、

アルコールの摂取が生活のメリハリというか、

スイッチ的な役割を果たしているのでは、

ということに気付く。

 

月〜木は極力休肝、金〜日で飲む、という生活のスタイルを取っていたこともあり、

休日への切り替えとして意外と重要な役割を果たしていたようだ。

 

時期が来たらば、程々な飲酒に切り替えようかと思うが、

程々で止めるのはまた難題ではある。

 

聴力の差

補聴器生活、1ヶ月が経った。

 

今までの自分からすれば、

いろんな音が聴こえすぎるので、

昼休みは耳休めのために補聴器を外して過ごしたりしている。

 

外した途端、籠もった音像になり、

車の走行音の低音部分が際立って聴こえてくる。

 

補聴器を付けた聴力から元の聴力に戻ると、

元の聴力を客観的に感じられるので面白い。

 

普通だと思ってた音像がこんなにも籠もって聴こえるとは、

という新鮮な気持ち。

 

そりゃあ、これまで人の声がはっきり聴こえなかったわけだ、

という具合に納得できる。

 

そんでもって再び補聴器を付けると、

こんなに音が鳴ってたのかというぐらい

いろんな音が聴こえ始めるので、それもまた面白い。

 

補聴器を付けている聴力に慣れたせいか

ボーッとしていると補聴器を付けてるのかわからなくなるときがある。

 

妻がたまに寝る前に

「私、コンタクトを外したっけ?」

なんて言ったりするのだが、

そんな具合に補聴器が私に馴染んできたということだろう。

オニオンスライス

ある日の仕事中、

鰹節をかけたオニオンスライスが食べたくなり

帰宅後に食べた。

 

実際食べてみたら、

こんなもんだったかな、という

なんとも言えない満たされない気持ちになった。

 

ポン酢で食べたからいけなかったのか。

醤油にしたら何か変わったのか。

その答えは誰も知らない。

 

そんな他愛のない話。

補聴器生活その後

補聴器を付け始めて数週間。

だいぶ慣れてきたとは思う。

 

付け始めて感じるのは、

キーボードを叩く音はうるさいし、

食器を出したりする音もうるさいし、

世の中は思いの外、音が鳴っているということ。

 

初めは補聴器を付けた状態の聴力に違和感があったが、

今はそれが普通であるように感じている。

 

耳休めのために外してみると、

えらい籠もって聴こえるので、

元の聴力が異様に感じる。

 

人との会話も聞き取ろうと気を張ることがなくなったので、

たまに外した状態で妻に話しかけられると、

気が緩んでるせいか、聞き取れないことが多い。

 

そんな具合なので、早くもなくてはならないものとなっている。

 

こんなに快適ならば、もっと早く取り入れればよかったと思うが、

値段が値段なので、特に若い人なんかは手が出しづらいのが現状だ。

 

もっと取り入れやすい仕組みができると、

多くの人の悩みを解決できるのに、と思ったりしている。

補聴器生活

補聴器の相談に行き、

お試しの無料貸出などを経て、

ついに補聴器を購入した。

片耳だけでそこそこのギターが買える値段。

両耳分なので、なかなか奮発した。

 

私の場合、

低音域はほぼ人並みに聴こえ、

中音域はやや劣り気味、

高音域は極めて弱い、

というような聴力なので、

中高域を上げる調整がなされた。

 

今までうっすら聴こえてた高音域がすごく近くで聴こえる感覚となり、

なかなか新鮮な気持ちである。

 

たとえばキッチンタイマーなんかは、

今まで近くにいても遠くで鳴ってるような感じだったが、

補聴器を付けてみると、逆に遠くにいても近くに感じるくらい聴こえがよくなった。

聴こえすぎて逆にどこで鳴っているかわからなくなるほどだ。

 

音域調整のいわゆるイコライザー機能だけでなく、

リミッター機能も搭載されているようで、

先日、カラオケに行った際、

いつもの感覚でボリュームを大きめにしたのだが、

補聴器を付けていると、今一つ大きさが感じられず、

補聴器を外してみたら、いつものボリュームで聴こえたので、

耳を痛めないよう、上手い具合に設計されているのがわかった。

 

人との会話についてもだいぶ聴力が改善され、

聞き返したりすることが少なくなった。

今まで聴き取ろうと気を張っていたものが、

特に気を張らずとも聴こえてくるので、

会話におけるストレスが軽減されたように思う。

 

今まで聴こえなかった音も聴こえるようになったので、

補聴器生活をほどよく楽しんでいる。

 

 

 

補聴器

補聴器の購入を考えている。

 

生活に支障のない程度の難聴持ちだが、

仕事する上で、これから人と話す機会が増えそうなので、

その対策として今のうちに備えておく。

 

生活に支障はないと書いたが、

環境の変化や年齢による聴力低下のせいか、

じわじわと支障が広がりつつある。

 

ギリギリ聴こえていたキッチンタイマーの音が

最近は時折聴こえなくなるし、

職場で隣の席の人の言ってることが

まったく聞き取れないということもある。

 

割と深刻だった。

 

仕事環境でいうと、

前の飲食の仕事であれば、

接客業だし声が大きくてなんぼなところがあるので、

会話する際も基本的には聞き取れる音量だった。

 

転職してITの仕事に就いたらば、

声が小さかったり、ぼそぼそ話す人が多く、

(オフィスの造りがあまり声の通らない空間ということもあるかもしれないが)

何かと聞き返すことが増えた気がする。

 

追い打ちをかけるように昨今のマスク社会がやってきて、

ただでさえ聞き取りづらかった声が、

マスクによってより聞き取りづらくなるという、

難聴持ちには厳しい世界になった。

 

聞き返しても同じボリュームで繰り返す人が多く、

重要な話ならいいが、ただの世間話で必要以上に聞き返すのもよくないので、

こちらが変わらなければと思った次第。

 

聴こえなかった音が聴こえるようになるということに対して、

聴きたくない音も聴こえてしまうという不安は無きにしもあらずだが、

どんな世界が待っているんだろうという期待感が高い。

 

と、補聴器生活が始まるかのような書きぶりだが、

まだ最初の相談を始める段階である。