ちょうどいい生き方

ドキュメンタリーパンクバンドのGt/Voによるドキュメンタリー

春の夜

23時頃、風呂から上がり、

まだ飲み足りないので晩酌を続けようとしたが、

冷凍庫の氷が尽きてしまったので、

濡れ髪のまま、買い出しに行った。

 

24時閉店の近所のスーパーは

仕事帰りの人や、私のように濡れ髪のままふらっと来てる人がぽつぽつといて

店員さんは品物の整理などに勤しんでいた。

 

駅から離れた住宅街のスーパー。

酔っ払いや、物騒な輩はおらず、

ただ穏やかな時間が流れていた。

 

買い物を終え、店の外に出ると、

春の夜の心地良い風が吹いていた。

 

理由はわからないけど、

その時間がとてもちょうどいいな、と思った。

 

ただそれだけのこと。