ちょうどいい生き方

ドキュメンタリーパンクバンドのGt/Voによるドキュメンタリー

相互理解

未経験から始めた今の仕事について、

まあまあ中堅的な立場になってきたので、

若手の指導などをするようになってきた。

 

これまでも若い社員と仕事をすることがあったが、

人によって特性が全然違うのが面白くもあるし、

場合によってはなかなか苦労もする。

 

はじめのうちは何もわからないから、

与えられた仕事を受動的にやるしかないのだが、

そのときの取り組み方にセンスが問われると、最近思う。

 

与えられた仕事をただこなすだけなのか、

仕事をこなしつつも先々の仕事で動けるように考え、

先輩社員など周りの動きをよく見ておくのか、

大きく分けてどちらかのセンスに分かれるのではと思う。

 

技は見て盗め精神の強い大工の父の影響か、

私は後者を当然と思ってやってきたが、

どうやらそうでもなく、前者タイプもまあまあいるようだ。

(もしかしたらこちらのほうが多いのかもしれない)

 

 

前者の受け身タイプの人に、後者の考え方前提で話しても伝わらない。

考え方が違うのだから、当然だ。

 

同じ言語を話してるからと言って、

必ず意図が伝わると過信してはいけない。

相手の考え方を踏まえつつ、伝えなければいけない。

それが相互理解というやつなのだろう。